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年に一回は子どもと行きたい川遊びができる厚田キャンプ場

ファミリーにおすすめ

川遊びもできて車も横付けできて便利

ここ、厚田キャンプ場は、札幌から30キロ程度と程近い距離にある札幌圏に住んでいる人には、年に一回ふらっと行いってほしいキャンプ場です。キャンプ場内では、牧佐内川が流れ、夏は水遊びをする子どもでいっぱいで、ファミリーキャンプをするにはとても適した自然に囲まれたキャンプ場です。

だけど、もちろん配慮したい注意点もあるので、石狩市の公式ホームページではわからない話も含めて知ることで、厚田キャンプ場をより楽しむことができるようになります。ぜひ、最後までお付き合いください。

目次

なんだかんだ毎年きてしまう厚田キャンプ場の魅力

川の流れを感じることができる

川沿いの小川の音が流れる距離感でテントを設営することができます。川の流れる音が自然を感じ、清涼感と癒しを与えてくれます。子どもが多いキャンプ場だと、右に左に走り回る子ども達が視界に入り、なかなかのんびりできない場合も多いのですが、水の音が喧騒から切り離しくれます。これは結構大きくて「ついつい迷ったらここにこようか」とそんなふうに思わせてくれます。

夏場は小川で水遊び

牧佐内川は、夏場は子どもの水遊び場所になります。BサイトからCサイトまで浅い小川がずっと続くので、親としても安心して遊ばせることができます。秋には鮭も俎上するそうです。数年前から何度もお世話になっていますが、1回だけ鮭をみたことがあります。こんな浅い川をよく登ってきたな、と感心したものです。

親にも子どもにも嬉しい遊具と広場

川遊びができるだけでもありがたいのですが、広場には遊具があります。10人も遊べば手狭なんですが、周辺に広場もあるので、子どもは自由に遊んでくれます。目の届く範囲にテントを建ててしまえば、親はのんびり、子どもは楽しく過ごすことができます。夏場はこの遊具の周りにたくさんのテントが立ち並びます。

夏限定・厚田漁港でウニを食す

毎年7月〜8月中旬ごろまで厚田漁港の朝市で、ムラサキウニやバフンウニを買うことができます。2023年時点では、ムラサキウニがキロ3,000円、バフンウニがキロ4,000円で販売しています。上のツイートは500g分になります。

サイト別、設営場所の話

厚田キャンプ場は、キャンプ場内に入る細い道を境に、右手と左手にエリアが分かれます。右手には、公園遊具、仮設トイレ、仮設水洗い場、大きな広場が確保されています。

出典:厚田キャンプ場予約ページ

Aサイトは、高い白樺の木の中の周辺にテントを立てることができ、自然に囲まれた癒し空間を満喫できます。なにより、大きいのはお手洗い、炊事場共に整っているのが大きなメリットです。半オートサイトといっても良く、テント付近に車をおくことができます。

Bサイトはファミリーキャンパー向けサイトになっています。広場の中心に遊具があり、周辺の広場をあわせて、たくさんの子どもたちが遊んでいます。家族でくるならこの周辺に建てて、子どもを遊ばせることでパパママはゆったりとした時間を過ごすことができます。

Cサイトはさらに奥にあります。広大の芝生の中に自由にテントを立てることができます。川沿いにテントを立てることで、子どもは野原に、川に自由に遊ぶことができます。欠点といえば、仮設トイレと洗い場が遠いということですが、翻ってテントの設営には自由が利くので、そういったデメリットをものともしない方には良い場所です。

家族連れじゃなければ、広場から離れた川の両サイドにテントが立てるのがおすすめです。少しトイレは遠くなりますが、川の音を聴き、水の流れを見ながら落ち着いた時間を過ごすことができます。ひとつ注意するとしたら、川に入る通り道沿いは避ける。こうするだけで子どもが目の前を行ったり来たりしなくて落ち着いた時間を過ごすことができます。

鮭の俎上もある透き通った川で遊ぶ娘

炊事場の話

Aサイトにはしっかりとした炊事場が用意されていますが、残念ながらB、CサイトはBサイトの広場に仮設の洗い場しかありません。二人使うと一杯になるので、洗い物は食後ではなく空いてる時間を見つけてするようにしましょう。一泊であれば、洗い物は家に帰ってからする、そういった割り切りもおすすめです。

正直翌日はカップラーメンでもいいよね

紙皿でもいいし、更にサランラップ巻くとかね

キャンプ場の出入りについて

厚田キャンプ場は、一般的には国道231号線から道道11号線へと中に入り、少し進んだ先を左に折れキャンプ場に入ることになります。この道は一方通行になっており、キャンプ場に入る道と出る道は異なります。キャンプ場から出る際は、更に細い道を車で進み、道の駅「あいろーど厚田」に直結しています。道中、例年4月末から5月初旬には道沿いに桜をみることもできます。

お手洗いについて

お手洗いの場所

受付の目の前のAサイト横にお手洗いがあります。Bサイトには遊具がある広場に仮設トイレが男女2基ずつ併設しています。Cサイトにはお手洗いがありませんので、Bサイトの仮設トイレまで歩く必要があります。私は家族でくることしかありませんので、遊具のあるBサイトの仮設トイレを利用することが多いですね。

蛇足ですが、昨年8月のハイシーズンには、Cサイト奥にも仮設トイレが設置されていたので、夏場限定で利用可能な場合もあります。

必ず確認したい注意点

こんなこと文字に起こしたくもないんですが、5月に行った時の話です。ふと受付前のAサイトのお手洗いに入ったら、トイレ内に大量のカメムシがいてゾッとした時があります。Aサイトは高い木々の合間や川沿いに設営できてとてもおすすめなんです。今まで利用していてこんなことは一度もなかったんです。

だけど、「今後来る時はどこに設営するか決める前にまずトイレの様子を確認しよう」と決心した瞬間でした。

虫は妻が苦手なんだ

そうそう、大自然の中なので虫除けは必須だね

君が使っているものを紹介したらどうだい

じゃ、かんたんに

予約や料金についての話

予約について

現在では完全予約制のクレジットによる事前決済に変わりました。厚田の公式サイトから予約することができます。予約のキャンセルは前日まで可能ですので、雨か曇りか、そんな微妙な天気でもある程度安心して予約することが可能です。4月、5月くらいはまだまだ最高気温が20度にいかない日も多いので、前日でもとれます。

google評価が3.8と微妙なので、人気のオートキャンプ場が予約で一杯でも安心して予約ができるのが逆にメリットです。付き合い方がわかれば、穴場のキャンプ場です。

料金について

持込テント一張り1,000円、別途大人一人200円、子ども一人100円ととてもリーズナブルに宿泊することができます。川沿いの自然に囲まれ、車も横付けできるキャンプ場としてはとても費用対効果が高いキャンプ場です。

チェックイン12時、チェックアウト10時と早めの時間帯設定になっています。正直、10時チェックアウトはファミリーキュアンパーにとってはしんどいのですが、30分程度の遅延であれば許容される(正直確認がない)のが実態です。もちろん翌日の天気が良ければ、自然を満喫するのも良いですので、後付けで日帰り料金を支払ってゆっくりするのもおすすめです。

その際は、入場料はそのままにテント料金が半額の500円になります。子ども二人の4人家族であれば、1,100円で済むので、前日の宿泊代を含めてもオートキャンプ場よりも安く済むのは親としてはありがたいですね。

うちの2歳児はこの橋を行ったり来たり

続、予約について

7月、8月のハイシーズンは、良い場所はすぐに埋まってしまいます。そんな時は、アーリーチェックインがおすすめです。オプションとして500円支払うことで、10時から入場することができるようになります。

ちなみにアーリーチェックインで予約したにも関わらず結果的に早くつけなかった時がありました。その際は親切な受付の方に返金いただけました。今年(2023年)の話です。

車の乗り入れについて

Aサイトは駐車場がありますが、場所によってはほぼオートサイトといえる程度にテントを立てることができます。B、Cサイトはテントが横付けできます。駐車スペースはありませんので、他のキャンパーの通路を塞ぐことがないよう配慮し駐車すれば、森の中に擬似的なプライベート空間をつくることも可能です。

僕のおすすめは広場が視界に入る川沿いとCサイトに続く橋付近かな

木々が茂る川沿いのプライベート感は捨て難いよね

イン・アウトの時間的な話

チェックアウト時間は決まっていますが、やや大雑把な印象です。特に見回りに来る様子もなく、多少の時間オーバーを大目にみてくれる寛大さです。あと15分しかない、急げ急げと慌てることがないのは精神的には安心です。とはいっても、ルールは守って利用すべきですね。

まとめ

このキャンプ場の最大の魅力はなんといっても、自然が豊かで牧佐内川沿いでキャンプができることです。決して近くに温泉もありませんし、B、Cサイトは仮設トイレに仮設洗い場と決して設備は整っていません。それでも、毎年行くのは都会の喧騒から間違いなく離れられ、水の音を聴きながらキャンプができるからに他ありません。

課題のあるキャンプ場だからこそ、穴場のキャンプ場として利用することができる厚田キャンプ場。もし気まぐれにキャンプ場を探しているのであれば、ぜひ立ち寄られたらいかがでしょうか。大きな期待をしないからこそ、楽しめるキャンプです。

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