今回はコールマン?
そう!コールマン。キャンプを始める人に向けたキャンプギアの紹介
家族の笑顔をとどけるコールマン。
キャンプを始めるための基本キャンプギア:コールマン編
今回は、40代お父さん向けコールマンで始めるおすすめキャンプギアのご紹介です。
キャンプを始めたいけどどんな道具を揃えたらいいかわからない。安かろう悪かろうのキャンプギアは買いたくない。できたら子どもにもかっこいいね、と言われたい。自分らしさを取り戻したい。そんなお父さんに向けて初心者向けのキャンプギアのご紹介をしていきます。
この記事を読むことで、ある程度安価に、良質のアウトドアブランドのキャンプギアを揃えることができ、ほどよく快適に、適度にかっこいいキャンプを始めることができるようになります。
ここでは、キャンプを始める上で欠かせない七種類の道具をご紹介していきます。それは、テント、ライト・ランタン、テーブル、チェア、グリル・焚き火台、クーラーボックス、寝袋(シュラフ)の七種類です。
キャンプの骨格をなすこれらのギアを固めることで、自分のサイトの方向性が固まります。ソロあるいはファミリーといったサイトの規模。木製(ウッド)あるいは金属製(アイアン)などの素材の違い、白や黒、サンドやベージュなどカラーの違いによるサイトの雰囲気など、骨格を固めることで自身のサイトに個性を創ることができ、よりキャンプが楽しくなります。
今回は、子どもが二人いるファミリー層のお父さんをイメージして、キャンプの老舗メーカーであるコールマンのキャンプギアのご紹介をしていきます。
なんで、コールマンなの?
信頼性とコストパフォーマンス。それにね・・
キャンプを始めるならどのアウトドアブランドを3つの条件
今回は「もしも今、自分がキャンプを始めるならどうするか」そんな設定でどんなアウトドアブランドが良いかを考えました。その際「自分ならどんな条件を大切にするだろう?」と考えた結果、押さえておきたい条件が三つ浮かびました。それは「老舗である」「コストパフォーマンスに優れる」「リセールバリューがある」ということです。
信頼性を保証する老舗ブランド
老舗というのは信頼感の裏返しです。長く続くブランドはそれだけで一定の支持層、一定の評価を獲得しています。それは、ノウハウに裏打ちされた商品の品質であったり、アフターフォローです。それは初心者が知識がなくても拠り所にできる情報のひとつです。
コストパフォーマンスは初心者のハードルを下げる
コストパフォーマンスはいうまでもありません。導入のハードルはできるだけ低い方がいいに決まっています。その点企業規模の大きいブランドは大量生産による低コスト化が実現できるため、品質が高くコストが低い商品を提供することができます。
リセールバリューの重要性。資産としてのキャンプギア
価値を大切にする。大切なものに囲まれる喜び
三つめのリセールバリューは二つの意味で大切です。一つは「大切なものに囲まれてキャンプを楽しんでほしい」ということ。キャンプは自然と戯れ、自分を創り、自分を取り戻すアクティビティと考えています。
だからこそ、キャンプギアひとつひとつが自分を創る自己表現の道具になります。安かろう、悪かろうの商品に愛着は持てません。価格ではなく、自分にとって価値のあるものを手に入れてほしいと思います。それは大抵の場合、他の人にとっても価値がある場合が多いです。
収納だけではなくリセールまで考える
また、キャンプギアは嵩張ります。いずれ欲しいものは増えていきます。二つめのテントが欲しいとなる時も必ずきます。そしていつかは収納に限界がきます。家のスペースだって厳密には家賃が掛かります。
そんな時リセールバリューがある商品であれば、ただ捨ててスペースを作るだけではなくメルカリなどで販売する事ができます。それは、次のキャンプギアを買う資金に変わります。
そんなに売れるものなのかい?
コールマンは利用者も多いからね。キャンプ始めたてに買ったテーブルも売ることができた。選んだ理由が買われた理由にもなったね
また、大切に使う前提ですが、価値あるものを所持することができれば、それは「消耗品」ではなく「資産」に「使い捨ての道具」ではなく「愛着あるギア」に変わります。そういったキャンプをぜひ楽しんで頂きたいと思います。
その上で、全ての条件に当てはまるブランドが「コールマン」です。
コールマン製品によるキャンプギア選び
よろしければ、私が選んだコールマンのキャンプギアをキャンプを始める際の選択肢に含めて頂けると幸いです。前置きが長くなりましたがいよいよ本題です。
いよいよ本題だね!さぁオススメのキャンプギアを教えておくれよ!!
うん、ごめん。まだなんだ。まずはブランドの紹介をさせてほしい
作り手を知ることで親近感や深い理解が得られるし何より愛着が湧くキッカケになるからね
OK!僕も娘が作ったキーホルダーは大切にしてるしね。
コールマンとは?
アウトドアギアの分野で高い評価を持つコールマン(Coleman)は、1901年にW.C. Colemanによって設立され、リーズナブルな価格でありながら高品質な製品を提供するブランドです。特にテントやクーラーボックス、ランタンなどは評価が高く、ホワイトガソリンを使うランタンは私も二つ所有しています。日本法人は1976年に設立しています。
ストーリー
W.C. Colemanは最初、ランプの明るさによってナイトマーケットを照らし、新鮮な野菜を販売する人々を助けるための新しい種類のランプを作りました。その後、彼は自然との接触を深めるためのさまざまな製品を開発、これがコールマンが人々を自然に近づけるための製品を開発し続けるきっかけとなりました。コールマンは、100年以上にわたり、人々が自然とつながり、家族や友人との絆を深めるための製品を作り続けています。
コールマンのビジョンは、「家族」「仲間」「自然」が触れ合うことで生まれる心のつながりを大切にすることです。そのために品質とイノベーションに優れた製品を通じて、人々が自然とつながる機会を増やし、信頼性と耐久性を備えた製品を提供することに注力しています。
また、こんな嘘みたいな逸話もあります。
いまも使える100年前のランタン。
それは、ロングライフ製品を目指して製品をつくり続けるコールマン・ブランドの象徴。釣りをしていたある男のロッドに、コールマンのランタンがかかった。錆が浮き、苔むしたそのランタンに興味を持った男は、本体を洗浄し、マントルを取り付け、燃料を入れた。そして1本のマッチを近づけると、何事もなかったようにランタンは火を灯したのです。
Coleman
海底に沈んだ100年前のランタンが使えたというのは驚き
この写真のランタン、今もほとんど形は同じなんだよ
コールマン:アウトドアでの素晴らしい体験をすべての人に
長い年月使えるということは、それだけ信頼性に優れ、コストパフォーマンスが良いということです。コールマンの企業理念は「アウトドアでの素晴らしい体験をすべての人に。」ブランドイメージは「信頼性」と「アクセシビリティ」です。商品は手頃な価格でありながら品質が高く、幅広い層に受け入れられています。
初めてキャンプをする人から経験者まで幅広くサポートする最古参のアウトドアブランドの一つです。
初心者向け:コールマン製品で始めるキャンプギア選び
テーマカラーはサンド&グレージュです。一番大きなテントカラーが全体のサイトイメージを決めるので、初心者おすすめのテントを決めた後に色に統一感を持たせるようなキャンプギアを選んでいます。
ひとつだけコールマンではないものが混じっています。サイトのイメージや利便性を決める上でなるべく妥協したくなかったので、私愛用のギアがひとつ入っています。ぜひ参考になさってください。
テント
二種類掲載しています。タープ入らずの2ルーム型テントとスタートパッケージでお求めやすいがタープの設置が必要なドーム型です。2ルームの方が気持ちラグジュアリーなので奥様をお連れになる場合はそちらがオススメです。夏場リビングをメッシュで覆うことができるので、蚊に煩わしい思いをさせられることがないのも良いですね。
テントのみの設営難易度であればドームテントの方がかんたんです。また値段も安く限られた予算でやりくりするにはこちらでも良いと思います。タープは始めは慣れないかもしれませんが、天気が良ければ使わないという手もあります。
ドームテントは私が一番始めに買ったテントですのでつい贔屓したくなりますね。タープは持っていませんでしたが、これで北海道の道の駅を妻と一緒に制覇しました。
タフスクリーン2ルームハウス/MDXは、ファミリーキャンプやグループキャンプに最適な2ルームテントです。クロスフレーム構造で建てやすく、広い室内空間を確保。メッシュ・オープン・クローズが選べるワイドなリビングスペースが備わっているため、天候に合わせてスタイルを変えられます。
寝室にはクロスフレームを採用で広い寝室。インナーテント上部にベンチレーションを装備し、結露を軽減。前室にキャノピーポールが付属し、タープとしても使用可能です。
コンパクトドーム/LDXスタートパッケージは、初心者から上級者まで幅広いユーザーにおすすめのテントです。組み立てが簡単で、広い室内空間を確保しています。前室が広く、荷物やテーブル、椅子を置くことができます。インナーテントはメッシュとフライシートで構成されており、通気性と遮光性を確保しています。
妻は蚊が苦手
2ルームは夜間キャンプギアを出しっぱなしにせずに済むのが安心
テーブル
ご紹介するテーブルは高さが70センチと45センチに二段階に切り替えることができます。実際の使用イメージはローテーブルで利用していただくイメージです。高い位置で利用する際は同じコールマンのレイチェアと合わせて利用すると雰囲気がでて良いのではないでしょうか。
コールマン フォールディングリビングテーブルは、90cmと120cmの2サイズ展開の折りたたみ式テーブルです。アルミ製で軽量で持ち運びやすく、耐久性にも優れています。天板には天板面積を広く使えるフラップ付きで、収納も簡単です。また、高さは2段階に調節できるので、シーンに合わせて使い分けることができます。
チェア
キャンプで長く利用するなら、コールマンのフォールディングチェアはとてもオススメです。私も4年前くらいに買ったコールマン(インディゴレーベル)の同じチェアを持っていますがお気に入りです。
価格帯が違う二種類を紹介したのは、子どもは安いのでいいと思ったからです。ちなみにうちの娘は統一感が全くありませんが、ディズニープリンセスのチェア(コストコ1,000円くらい)を使ってました。
コールマンのコンパクトフォールディングチェアグレージュは、ワンアクションで折りたたむことができるコンパクトなチェアです。重量は約2.5kgと軽量なので、持ち運びも楽々です。
座面はクッション性があり、長時間座っていても疲れにくいです。また、背もたれにはヘッドレスト付きなので、より快適に座ることができます。アウトドアはもちろん、リビングやベランダでも使用できます。
コールマンのリゾートチェアは、アウトドアで快適に過ごせるチェアです。座面は広く、背もたれは高めに設計されているので、ゆったりと座ることができます。また、背もたれにはヘッドレスト付きなので、より快適に座ることができます。フレームはスチール製で、丈夫で耐久性があります。重量は約3.1kgと軽量なので、持ち運びも楽々です。
ライト・ランタン
安価でサイトを暖かな光で包み込んでくれるライトがありませんでしたので、ここは愛用の商品をご紹介します。LEDライトなのでUSB式の充電器はセットで必要になりますが、手っ取り早くサイトをおしゃれに演出してくれます。
ベアボーンズは、2013年にアメリカで設立されたアウトドアブランドです。シンプルで機能的なデザインと、自然を愛する気持ちから生まれた製品が特徴です。ランタンやクッカー、テーブルなど、様々なアウトドア用品を販売しています。ベアボーンズの製品は、世界中のアウトドア愛好家から高い評価を得ています。
ベアボーンズ リビング(Barebones Living) 【国内正規品】エジソン ストリングライトLEDは、エジソンタイプのLEDを採用したストリングライトです。USB電源で使用でき、ハイ、ローモードの光量の選択が可能です。
最長2つ連結可能で、アウトドアやベランダ、リビングなど、さまざまな場所で使用できます。おしゃれなデザインと使いやすさが魅力のストリングライトです。
壊れても何度も買い直すくらいには好きなライト
テーブル全体がよく見えるね
クーラーボックス
コールマンにはスチールベルトクーラーという伝統的なクーラーボックスがあります。初心者の価格帯ではありませんが所有欲が満たされること間違いありませんので紹介に加えています。
コールマン 54QTスチールベルトクーラーは、コールマンの人気クーラーボックスです。容量は54QTで、約51Lの冷蔵庫相当の保冷力があります。キャンプやバーベキュー、釣りなどのアウトドアで、飲み物や食料を冷たく保つのに最適です。
グリル・焚き火台
焚き火はできませんが、テーブルに高さに合いファミリー向けの価格帯のツーウェイグリルと、焚き火用途であれば抜群に評価が高いファイアーディスクの二つをご紹介します。ファイアーディスクは焼き網が付属しているので炭も使え二役をこなせるものの一般に使い勝手は良くないようです。
家族でBBQであればツーウェイグリルが安パイだと思います。おまけで私が持っている尾上製作所のグリル兼焚き火台もオススメなので末席でご紹介しています。上の写真の中にも隠れています。
コールマン クールステージツーウェイグリル(レッド) 170-9433は、2バーナーのガス式グリルです。2001年に発売され、現在も人気のあるモデルです。バーナーは、高火力と低火力の2種類を切り替えることができます。グリル面は、フッ素樹脂加工されているので、こびりつきにくくお手入れが簡単です。本体は、キャスター付きなので、移動が簡単です。
コールマン ファイヤーディスク (2000031235) は、ステンレス製の焚き火台です。直径約45cm、重量約1.6kgと軽量で持ち運びが簡単です。また、3本の脚を立てるだけで簡単に組み立てることができ、片付けも簡単です。火床は浅い形状なので、薪がくべやすく、火が広がりにくいため、安全に焚き火を楽しむことができます。
また、火床はステンレス製なので、サビにくく耐久性が高いです。コールマン ファイヤーディスクは、ソロキャンプやファミリーキャンプ、バーベキューなど、様々なシーンで活躍する焚き火台です。
ステンレス製の焚き火台です。独自の一体構造で組み立てが簡単で、収納厚5cmのコンパクト設計なので持ち運びに便利です。本体底は風通しが良いラス網仕様の為燃焼効率が良く、灰受けも付いているので地面へのダメージも少なく、片づけも簡単です。
大きな薪も余裕で置くことができ、付属の焼き網でバーべキューを楽しんだり、トライポッドをセットしてダッチオーブン料理を楽しんだり、囲炉裏テーブルを使ってみんなで焚き火を囲んだりと、様々なシーンで活躍してくれます。
キャンプといえばBBQだよね
はじめはみんなそう。でも、徐々に変わってくるんだ
シュラフ・寝袋
今回は寝袋のみですが、私はインフレーターマットに寝袋を掛け布団のようにして使っています。ただ、それだと出費が嵩むので、テント地べたで寝ることを想定して多少は綿がはいっているものを選択しています。「C5」というのは快適に過ごせる温度の目安です。
コールマン パフォーマーIII/C5 は、春から秋にかけてのキャンプに最適な封筒型寝袋です。快適温度5度、使用可能温度0度で、やや寒い季節でも快適に眠ることができます。また、洗濯機で丸洗いできるので、お手入れが簡単です。封筒型で寝返りが打ちやすく中綿にはポリエステルを使用しています。収納サイズは約24×41cm、重量は約1.4kgです。
まとめ:良い物を長く、愛着ある道具を使おう。
いかがでしたでしょうか。お父さん向けのセレクトですので、初心者向けとはいえ少しは思ったよりは出費が嵩むな、とお思いの方もいるかもしれません。
そこは「コールマン」です。長く愛用できる道具を買えば、単月のコストは結果的に安くなります。また、リセールバリューもありますので、仮に失敗しても取り返しが利きやすいという利点もあります。良い物を長く、愛着ある道具と一緒にキャンプを楽しんでみてはいかがでしょうか。
コールマンいいね!僕も安かろう悪かろうにならないようにするよ
いい道具と出会えることを祈ってるよ